電気新聞ではこのほどA4判のカラー特集号『5人の専門家に聞く―原子力は安全? 必要? Q&A』を発行しました。
この特集号では、7月16日に発生した新潟県中越沖地震による東京電力の柏崎刈羽原子力発電所の被災を中心に、原子力の安全性や必要性について、専門家の方々に伺った内容を、Q&A方式でまとめています。
中越沖地震の発生当時、柏崎刈羽原子力発電所では680ガル(1号機)もの揺れを観測。ほぼ直下の地震に原子力発電所が遭遇したのは世界でも初めてだっただけに、柏崎刈羽原子力発電所の状況は、国内をはじめ、海外でも大きく報じられました。
変圧器火災のもくもくとあがる黒煙が印象に残っている方も多いでしょう。発電所敷地内の地面はうねっていて、地震の揺れの大きさを物語っていました。放射能もごく微量ながら漏れました。こうしたトラブルは大きく取り上げられ、世界に発信され、イタリアのサッカーチームが来日しないという事態まで引き起こしました。
でも原子力発電所は安全に停止したのです。放射能漏れもごくごく微量でした。
結局、日本の原子力は安全なのか?
そもそも、原子力の安全とは何を指すのか?
耐震設計はどうなっているのか?
放射能はどれくらいの量なら危険なのか?
地震があるから原子力は要らないのか?
こんな疑問を持った方も多いのではないでしょうか。
そこで専門家に改めて、原子力の安全性や必要性について解説いただいたのが『5人の専門家に聞く―原子力は安全?必要?Q&A』です。
取り上げたテーマは5つです。
1.原子力の安全とはなんですか?
回答者 佐藤一男原子力安全研究協会理事長
2.中越沖地震、そのとき柏崎刈羽原子力発電所は?
回答者 石川迪夫日本原子力技術協会理事長
3.地震は想定できない?
回答者 大竹政和地震予知連絡会会長
4.放射能は怖いものですか?
回答者 酒井一夫放射線医学総合研究所放射線防護研究センターセンター長
5.日本のエネルギーに原子力は必要ですか?
回答者 鈴木達治郎東京大学客員教授
巻頭には甘利明経済産業大臣へのインタビューを掲載。また柏崎刈羽原子力発電所を視察した国際原子力機関(IAEA)のフィリップ・ジャメ氏にもコメントをいただいています。
ご関心のある方はぜひご一読ください。
原子力を考えるVol.19 『5人の専門家に聞く―原子力は安全?必要?Q&A―検証 中越沖地震と原子力』
A4判、カラー16ページ。1部240円(税込み・送料別)。お問い合わせ、購入のお申し込みは電気新聞メディア事業局、TEL03(3211)1555、FAX03(3212)6155まで。電気新聞ホームページからもご注文いただけます。